ど~も みかん栽培をすると決めてから、
学生の頃よりやっていなかった化学の勉強を一から勉強しなおしているアグリです。
こんなに農業が、科学・生物の勉強が必要だとは夢にも思わなかった・・・。
その時に見つけた嬉しい記事『花咲く仕組みを解明、脂質が重要(サイエンスポータル)』!!
はやく花が咲く仕組みが実用化されてほしい。そうすれば毎年、果樹も安定多収を見込めるように!!
ということで、
実際な話しみかんは儲かるの?
全く農業をやったことがなく知識もなく半年ほど農業をかじってきているアグリですが、
みかんをやろうと決めて、まず調べたのが農業の収入ですね。
実際これが、勤め人の平均年収より良くないと農業やっている意味がないと考えてます。
というのも、自分がリスク冒してまで勤め人より収入が低いとか考えられなかったからです。
もし同じ収入だったら、外で働いていたほうが安定してて絶対いいです。
みかんはどのくらい作れば勤め人と同じなのか
ざっくり結論から申しますと、
勤め人の年収が300~500万と仮定します。
参考程度に、
・JA出荷の場合
みかん(温州みかん等)の露地栽培単価で約1ヘクタール(10000㎡)以上作らないと
勤め人の収入を超えません(1反=10a(アール)の収量を3tと仮定)。
聞きなれないかもしれませんが、
1ヘクタール=100a(アール)=約100m×100mの栽培面積!!
この広さを作ったら、
やっと勤め人と同じくらいの収入になるかな。
相当ざっくりな試算ですが、
普通の露地栽培みかんだとそのくらい作らないとやっていけません。
・市場の場合
これは、ピンキリですね。
自分が調べた結果は安定的な収入を確保・推測ができません。
良いもの作れば高く売れますが、
地方市場では一度に収量を出したら値段がくずれます。
しかも旬の時期になると色々な人の同じ荷が多く、
値もありえないほど安いです。
安くても荷をさばきたい人はいいかも、
荷は持っていけばさばいてくれるので。
市場だと色々な市場にもっていかないと、
一つの市場だけでは絶対にやっていけません。
複数市場に安定的に出さないといけなくなるので。
かなり手間が増えます。
収穫量が多い人はこれメインでは安定的な生計は絶対立たないです。(アグリ調べ)
ですので、仮にJA出荷と同じく露地みかんを1ヘクタール作っても市場に出すなら
勤め人の収入を超えるのはかなり難しいかなと思います。
・個人売りの場合
これが一番収入がいいですが、最初は安定的な収入を確保・推測ができません。
しかも、初めて個人売りを始める人はお客様を見つけるまでかなり不安定。
というか、お客様を構築できるまでこれをメインにするのは博打と一緒です。
お客様を構築できれば強いのでが、それまで時間と手間がかかります。
そうなれば、JAや市場と違って1ヘクタールも作らないで勤め人の収入を超えると思われます。
みかん栽培の結論
アグリの結論は、
露地栽培のみかんだけでやっていこうと思ったら1ヘクタール農地の準備が必要!!
これから初めて果樹を始める人が、
普通のみかんを作って売っても、儲かるのは厳しい。
1ヘクタールぐらい最初から農地を準備できる人だったらJA出荷で生計を立てていける。
あとは、もともと個人のお客様を持っている人が農業を始めるとかなり強い。
これが夢と現実です・・・
ちょっとやそっとじゃ苦労が待ってる(笑)
まぁそれを補う方法を見つけたのですが!!
まぁそれはおいおい書いていきます。
では今日はこれで