スーパーご無沙汰しております、アグリです(笑)!!
ひさかたぶりの投稿!
ここ一年でだいぶ色々あったなー(笑)
少しずつ状況等報告しますね。
で、本日は
チッ素肥料について
土づくりの時に必ずと言っていいほど現れる、チッ素(N)!
「肥料の三要素」チッ素(N)、リン酸(P)、カリ(K)
のチッ素について。
植物の生育に大きく影響する要素がチッ素で、
チッ素は、植物の体を形作るたんぱく質や、
光合成に必要な葉緑素など、
植物体の中で大切な働きをする物質の構成元素と言われているが、
これって本当にいいの???
チッ素肥料のメリット・デメリット
チッ素肥料について疑問に思って色々勉強しました。
メリット:植物がよく育つ
デメリット:植物が病気にかかりやすく病害虫が付きやすくなり、作物の味が悪くなる
簡単に自分の結論をいうと使わないほうがいい。
というのも、チッ素肥料を与えると植物はよく育つが病気にかかりやすくなり作物の味がおちるのがわかりました。
これって皆さんの周知の事実かと。
チッ素肥料を施せば施すほど、植物に病気や虫がつきやすくなります。
単純になんで病気や虫がつきやすくなるチッ素肥料が良しとされるのか!?
使いたい人は使ってもいいけど、
植物が病弱体質になるので、薬剤散布(防除)を頻繁にしないといけなくなります。
薬剤好きな人はチッ素肥料を使ってくださいという感じです。
農業初心者だからアグリは固定概念がありません。
何でも疑問に思って調べます(笑)
以前からみんなが使っているから良いんだとか、そんなの理由にならないといつも思っています。
理解して使わないと次に何かあった時に応用できないからです。
アグリが思うに、チッ素は人間世界でいうとステロイドだと思います。
即効性があって見た目はマッチョに見えるが、その後の副作用がある。
チッ素肥料を施した植物体内のながれ
チッ素肥料を施した、チッ素肥料の植物内での流れは、
チッ素 アンモニア アミノ酸に合成 タンパク質
になり、植物体内に取り込まれ成長が促進されます。
チッ素肥料の悪いところはこのアンモニアを生成するところ!
このアンモニアは、エチレンを生成するのを阻害します。
チッ素栄養と植物ホルモンの流れ
チッ素栄養が取り込まれると植物ホルモンの
オーキシン・サイトカイニン・ジベレリンが増大し、
・茎や葉の伸長、光や重力による屈曲、不定根や分岐根の形成、木部の分化、果実の生長、形成層の活性作用、葉の上偏成長の促進作用
・.反面、葉の伸長や葉の老化・落花を抑制する作用もある。
・植物の生長促進作用
・葉の老化を抑える、硝酸還元酵素の活性を高め黄化した子葉の葉緑体の合成促進作用がある。
アブシジン酸・エチレンが減少する。
・葉や果実などの脱離や種子や芽の休眠誘導や生長の阻害作用がある。サイトカイニンと反対の作用として気孔を閉じさせ、葉からの水分蒸散を防ぐ。
・エチレンの生理作用は広く多様
球根の休眠打破、生長の促進、生長の抑制、側枝の伸長促進、葉や花や果実の脱離促進、開花の促進、果実の成熟促進、葉緑素の分解促進、雄花の雌花化、呼吸作用の促進、タンパク質合成の促進、アレロパシー、老化促進、耐病性の増大など
なので、チッ素肥料を施すと植物は成長するが病気や虫がつきやすくなり味がおちるという結論です。
そしてチッ素肥料は直接的には植物の生長に関与していなく、間接的に関与しています。
チッ素肥料の結論
ですので、チッ素肥料は使わないほうが得策だと思います。
じゃ何をどうしたらいいのかというと、やるなら直接的に関与しているアミノ酸を散布
したほうがいいです。